バイアグラに含まれる成分とその効果

バイアグラは世界初のEDに効果がある薬として1990年代に登場にしたものです。
それ以来、ED治療薬ではスタンダードなものとして使われてきましたし、より満足いくセックスを行うためにも広く使われています。
バイアグラに含まれている有効成分はシルデナフィルです。
シルデナフィルは、もともとは狭心症の薬として開発された経緯がありますが、臨床段階で心臓に対しての効果は思ったほど見られなかったものの副作用として勃起がしやすいことがわかり狭心症薬としてではなくED治療薬バイアグラという名称で販売されました。
シルデナフィルがEDに対して効果が見られる理由としては勃起を止めようとする酵素のPDE5(ホスホジエステラーゼタイプ5)の働きを阻害するというものです。
このためシルデナフィルを含んだ薬やシルデナフィル以外のED治療薬で同じような作用をするものはPDE5阻害薬と呼ばれます。
その効果としては症状によりますが70%から90%と高いものですが、反面で体内で作用し続ける時間はやや短いものです。
このようなシルデナフィルの働きから一時的に性機能を向上させるために使われています。
バイアグラは安全性の高い薬としても知られますが、一方で飲み方には注意しなければなりません。
ひとつはバイアグラの使用は健康な状態である必要があります。また心臓や血圧などの問題から治療を受けている人は使用が難しい場合があります。
特に併用禁忌薬を服用している場合には絶対に服用してはいけません。併用禁忌薬としては、ニトログリセリンとの併用によって死亡例も報告されています。
このほか硝酸薬の薬との併用も禁止されています。一方でα遮断薬に分類されている降圧剤や排尿障害治療薬を飲んでいる場合には低用量から開始するなど、影響がないか確認をしながら慎重に使用する必要があります。
いずれにしても薬により飲み合わせによるリスク、とりわけ心臓や血圧などに作用する薬を飲んでいる人は注意が必要です。

バイアグラの正しい飲み方と注意点

バイアグラの服用方法としては、成人男性は1日1回性行為を行う約1時間前に経口服用します。
日本での処方では1日の有効成分のシルデナフィルの上限は50mgで、一般的には25mgで十分な効果を得られます。
なお、65歳以上の高齢者や肝障害または重度の腎障害がある場合にはバイアグラの服用によりシルデナフィルの血漿中濃度が増加することがわかっているので25mgを開始用量として24時間以上の服用間隔とするといった注意点があります。
基本的には性行為の約1時間前の服用であれば十分な効果が得られますが、一方で注意点として食事による影響があります。
食後に服用するとシルデナフィルの吸収率は低下してしまい思ったような効果を得られない場合があります。このため食後1時間以上空けることが求められています。
また食事も脂っこいものを避けることで、効率よく吸収させることができます。一方で効率よく効果を実感したいのであれば食前の空腹時に飲むことです。
食前に服用してから食事をしても吸収に関しての影響がありません。このため正しい飲み方としては食事の前か食後1時間以上、また食事は軽いものにすることです。
一方でバイアグラは多く服用するほど効果がより強く出るというものではありません。あくまでも勃起を止めようとする酵素の働きを阻害するだけであり、勃起をしやすくするだけのものです。
このため一定量の濃度に達していれば効果を得られ、それ以上の量を服用しても持続時間が長くなったりするわけではありませんから、過剰に飲んでも意味がありません。
逆に大量にシルデナフィルを体内に取り込むことで副作用のリスクが高まるため用法用量を守って服用することが大切です。

次回はバイアグラのジェネリックについてお話します。お楽しみに。