勃起障害、EDってなに?

自分の子孫を残すために愛する女性と結婚し、愛し合い、子作りをすることは生物としてごく普通のことですが、勃起障害に悩む男性は満足に性行為を行えなくなってしまいます。
勃起障害、すなわちEDとは性的興奮状態にあるにも関わらず、勃起が十分ではなかったり、性行為中に中折れしてしまうなどの症状のことをいいます。
EDとは「Erectile Dysfunction」の略語であり、勃起機能低下の意味を表します。
日本訳すると、勃起障害や勃起不全となり、定義は満足な性交渉を行えない状態とされ、硬さや持続力の不十分さも含まれます。
EDの一番多い症状としては、勃起までに時間がかかったり、挿入後射精までいく前に萎えてしまうといったものです。
EDの認知度はまだまだ低いものではありますが、実は日本男性の4人に1人は性行為時の勃起状態への不安を抱いているのです。
その数は、性行為は出来るが硬さが不十分といった軽度のものから、性行為ができないときがある、といった中程度以上のものを含めると、1,800万人ともいわれています。
特に40代以上で悩む人はグッと増える傾向にあり、60歳以上にいたっては2人に1人が何らかの症状を感じているようです。
EDの原因としては、個人差はあるものの主に三つが考えられます。
まず一つ目は、血管や神経の異常、器質性EDとよばれるものです。特に中高年の場合、加齢とともに衰えた血管の動脈硬化によって血液の循環が悪くなり起こりやすくなってしまいます。
次は精神的なストレスからくる心因性EDとよばれるものです。これは若い人に多くみられる原因で、子作りに対するプレッシャーや仕事のストレスなどが考えられます。
三つ目は、薬による薬剤性EDとよばれるものです。何らかの疾患を治療中の場合に服用する特定の薬の副作用で起こってしまうものです。
例えば、抗うつ薬や向精神薬、睡眠薬、高血圧の人に処方される薬を服用している人は、この原因が疑われます。

勃起障害が早漏よりも問題視されるワケ

勃起障害が頻繁に起こってしまうと、性欲自体が少なくなってしまう傾向があります。
満足に性行為が行えず、性欲が減少してしまうと射精にも影響が出てきてしまい、それが「早漏」にも繋がってしまうのです。
射精までの時間と、相手を満足させるプレッシャーや緊張感は実は関係性が強く、勃起障害状態での性行為は心因性早漏に繋がります。
早漏とは、膣内に挿入後女性が満足を得られないうちに射精してしまう状態で、具体的には30秒または1~2分我慢できない状態でも早漏と感じる人が多いようです。
特に結婚し、愛する男性との間に子供が欲しい女性にとって性行為での射精は重要です。
しかし、早漏の人は遅漏の人よりも女性を妊娠させにくいとされています。
なぜなら、妊娠するためには卵子と精子の受精が必要ですが、挿入後早く射精すると、女性の子宮近くで射精することが出来ないからです。
女性の卵子にも男性の精子にも特に異常がないにも関わらず不妊が続く夫婦の中には、早漏が原因だったというケースも実際にあります。
勃起障害が早漏よりも深刻に考えられる背景には、勃起障害が原因で早漏になり、その結果子孫繁栄に影響が及んでしまうのでは、という考えがあります。
EDで勃起が不十分な場合は、亀頭が敏感になりすぎて早漏になりやすくなってしまいます。
子供を望むのであれば、早めのED治療によって早漏を防ぎ、お互いが満足する性行為を行うことが理想です。
ED治療には男性ホルモンを活発化させることが大事で、サプリメントや薬での治療ももちろん効果的ですが、バランスの摂れた食事をしっかりしたり、睡眠を十分にとる、何よりもストレスをためないことが基本であり、一番大切です。